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旅コラム&旅情報
2018.04.19

ボールを持ってモンゴルへ!FOOTRAVELモンゴル スタッフレポート第3回(全3回)

海外スポーツ交流 添乗レポート

●添乗プログラム名:FOOTRAVELモンゴル 草原でサッカー交流と乗馬を楽しむ5日間‐騎馬民族・遊牧民の伝統を知る‐
2015年8月12日(水)~8月16日(日)  写真・文●竹嶋 友(風カルチャークラブ)

発展を続けるウランバートル市内

発展を続けるウランバートル市内

今回は特別に、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の方が、Jリーグで運営している国際貢献事業プロジェクトも兼ねてツアーに参加され、モンゴルの子どもたちにユニフォームを配るという、スペシャル付きの旅となりました。読み応えたっぷりの添乗レポートを全3回に分けてお届けします!

※旅程や流れは、コースや出発日により異なりますので、本特集は一例としてご覧ください。詳しくは担当旅行会社にお問い合わせください。

4日目

草原→ウランバートルへ

翌朝、草原に別れを告げてウランバートルに戻りました。草原から戻るといつも「うわー、都会だな~」思ってしまいます。実際、首都ウランバートルは人口がますます集中傾向で、マンションや高層ビルの建築など発展が続く反面、慢性的な渋滞や大気汚染の問題も抱えています。

新モンゴル高等学校

新モンゴル高等学校

午後、ウランバートル市内にある学校、「新モンゴル高等学校」を訪問しました。目的は、日本語コースで学ぶ現地の高校生とサッカー交流すること。

廊下に貼り出された生徒さんの習字作品

廊下に貼り出された生徒さんの習字作品

入り口で先生の出迎えを受け、まずは校舎の案内をしていただきました。この高校には日本人の先生が何人かいて、日本語コースではネイティブな日本語を教えるのはもちろんの事、日本の文化や習慣、さらには「空気を読むとは」などの日本人的な感性にいたるまでを教えているそうです。とても力を入れていますね。日本人としては大変嬉しいことです!

日本語で自己紹介。男子たちはすぐに日本語を間違えた仲間をからかいますね(笑)

日本語で自己紹介。男子たちはすぐに日本語を間違えた仲間をからかいますね(笑)

モンゴルで3試合目のサッカー交流!

校舎で日本語コースで学ぶ生徒さんたちとも合流し、いよいよサッカー交流! と思ったら、学校校舎の増築工事により、急遽学校のグラウンドが使えなくなったそうで、別の場所に移動となりました。グラウンドで改めてお互いに自己紹介。相手はもちろん日本語を学ぶ若者ですし、先生からも「たくさん日本語で話してあげてください!」と言われているので、もちろん日本語でやります。上手な子やまだ簡単な言葉しか話せない子色々ですが、お互いに「理解しよう」という気持ちが大事ですね。何より私たちにはお互いに「サッカー」という共通言語がある!。

普段は穏やかな性格なのに、サッカー(まるで空手?)になると、どうしても激しくなるプージェー(真ん中)

普段は穏やかな性格なのに、サッカー(まるで空手?)になると、どうしても激しくなるプージェー(真ん中)

3時間ほどサッカー交流を楽んだ後は、出前のピザと炭酸飲料を囲んでそのまま食事しながら若者と交流しました。「また、日本で、サッカーを、したいです」と言ってくれた男子、日本で待ってるぞー! 早いもので、翌日は帰国です。

旅を振り返って

FOOTRAVEL企画として、今回初めての実施となったモンゴルサッカー交流ツアー。振り返ってみると、感じるのはやはり「サッカーってすごい!」ということ。たとえモンゴル語が話せなくても、草原でも街でも同じサッカー人としての共通意識があれば、その時点で何となく仲間意識が芽生え、実際に試合中にゴールを決めれば自然と笑い合いながらハイタッチをし、試合後には外国人同士という垣根を越えてすでに「チームメイト」という感覚になる。

私もプージェーもガイドや添乗員という立場ですが、同じユニフォームに袖を通し試合にのぞめば、もう仕事というよりも「チームメイト」という感覚になってしまうのです。そういう意味では、日本人同士にしろ、現地の方々とにしろ、今まで経験した事がないくらい色々な人との一体感がある旅となりました。

「サッカー」を通して世界の人々と交流を図る、FOOTRAVELの旅。
ぜひ皆さんもチームメイトになり、一緒に旅をしませんか?!

FOOTRAVELモンゴル 草原でサッカー交流と乗馬を楽しむ5日間‐騎馬民族・遊牧民の伝統を知る‐

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