このツアーで感じたことや学んだことを日本の子どもたちに伝えていきたいです。
- 活動内容
- 社会人限定!カンボジア 図工の楽しさを伝える活動 ~昭和の遊びから学ぶ6日間~
- 時期
- 2017年夏(7月~9月)
- 体験者
- 匿名(社会人)
海外ボランティア体験談
ボランティアツアーの1日目は移動日、2日目は歴史の学習と活動の準備日。実際の活動は3日目からはじまりました。
3日目は児童養護施設を訪問し、子どもたちと一緒に折り紙メンコ作りをしました。作ったメンコを使ってのメンコ大会はとても盛り上がりました。
4日目は村の小学校を訪問し、午前中は紙飛行機の折り方を教えて一緒に飛ばしたり、折り紙メンコを作り、メンコ大会をしました。午後からは、まず小学校の先生に折り紙で作るコマの作り方を教え、その後先生が子どもたちにコマの作り方を教えるのをサポートしました。
ただ子どもたちと交流するだけでなく、子どもたちの生活の背景にあるカンボジアの歴史のレクチャーがあったり、田舎の村の生活を実際に見て話を聞いたり、カンボジアの教育について教育省の方から直接話を聞けたりと、短い期間の中でもカンボジアの生活や福祉・教育について深く知ることができたのが良かったです。
一度海外ボランティアをしてみたい!というだけの軽い気持ちで参加したツアーでしたが、想像以上に深くて、学びや刺激をいっぱい受けた旅になりました。5日間たくさんの素敵な体験をしましたが、その中でも特に、施設や小学校の子どもたちが、キラキラの笑顔で私たちのすることに興味を持って自分から関わろうとしていた姿が一番印象に残っています。
普段、私は幼稚園教諭をしているのですが、子どもたちと関わっていると、遊べるものがたくさんあるのに、自分のしたいことが見つけられなくて遊べなかったり、新しい遊びに誘ってもしようとしなかったりとどこか受け身な子どもたちの姿があります。日本は物がたくさんあって不便なことはないけれど、果たしてそれが本当に幸せなのかな?と、カンボジアの子どもたちの姿から感じました。このツアーで感じたことや学んだことを日本の子どもたちに伝えていきたいし、この経験を活かして、今関わっている子どもたちに、カンボジアの子どもたちのようなキラキラの笑顔を引き出せるように頑張っていきたいと思いました。