カンボジアの今と仏教文化を巡る6日間
教育文化活動30年・手束耕治先生が同行!カンボジアの内戦が終結して20年余り。恐怖政治によって崩壊した教育と仏教は、復興の道を歩んでいます。カンボジア旧来の教育は寺院によって行われていたほど、カンボジアの教育と仏教は古くから密接な関係にあります。このプログラムでは、日本人で唯一カンボジア政府宗教省(日本の文科省にあたる組織)に所属し、仏教・教育の復興支援に最前線で携わってきた手束耕治先生とともに、カンボジアの「今」と仏教文化を巡るスタディツアーです。
※視察研修型のスタディツアーです。
この活動のポイント
- カンボジア宗教省認定の活動。
- カンボジアの復興支援における第一人者、カンボジア政府宗教省の手束耕治先生が解説。
- 教員やカンボジアの興味のある方の参加が多い、社会人向けのプログラム。
- 大晦日はお寺に宿泊。カンボジアの暮らしと仏教文化を学びます。
- 1月~3月出発
- 4月~6月出発
- 7月~9月出発
- 10月~12月出発
【2019年12月出発】6日間 278,000円
出発日・旅行代金
出発日 | 催行状況 | 旅行代金 | |
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東京発着 | 現地発着 | ||
2019年12月30日(月) | 催行決定! | 278,000円 受付終了 |
218,000円 募集中 |
※燃油サーチャージが別途必要です。目安額:20,880円(2019年8月14日現在)
※日本の空港施設使用料、現地空港諸税は、旅行代金に含まれておりません。〈約8,650円程度〉
※1人部屋追加代金:15,000円(3泊分)※お寺は相部屋のみです。1人部屋の指定ができません。
スケジュール
1日目 | シェムリアップ泊 |
午前:成田発、カンボジアの観光都市、シェムリアップへ。 夕刻:シェムリアップ着後、ホテルへご案内。 食事条件 : 【朝】- 【昼】- 【夕】- |
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2日目 | バッタンバン泊 |
午前:教育文化活動に30年以上携わる、手束先生の特別講義。カンボジアの歴史や仏教との関わりなどについて学びます。 その後、カンボジアで2番目に大きな都市バッタンバン州へ専用車で移動(車で200km/約3時間)。車内ではお経の唱え方や戒律などについて学びます。 午後:プノン・サンポーを見学。 バッタンバン州の最高峰、プノン・サンポー。山頂には地元のカンボジア人たちに信仰されている仏教寺院があります。また、かつてポル・ポト派が占拠し、たくさんの罪なき人たちが処刑された山中の洞窟、別名「キリングケイヴ」も訪れます。 夕刻:お寺に到着する前に軽食をとります。その後、カンボジアの上座部仏教を信仰するお寺「プノン・オンダエク」に向かいます。ドンチーさん(お寺に住み込みでお坊さんのお世話をする方々)とともに瞑想体験をしたり、ドンチーさんからお寺での生活についてのお話を伺ったりしましょう。 ※宿泊場所の朝晩は肌寒いため、パーカーなどの上着を必ずお持ちください 食事条件 : 【朝】○ 【昼】○ 【夕】〇 |
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3日目 | バッタンバン泊 |
早朝:まだ辺りが暗いうちに起床し、お坊さんやドンチーさんとともに僧侶と読経。 朝食はドンチーさんとともにお坊さんと同じ食事をとり、「プノン・オンダエク」内を散策。 午前:教育に仏教を取り入れることを推奨するNGO団体「BEC(教育のための仏教)」を訪問。 昼:市内レストランにてご昼食。 午後:僧侶が代表を務める児童養護施設を訪問。カンボジアの教育と福祉の現状を知ります。 カンボジアにとっての仏教が人々の生活にとってどのような存在であるのか。ポルポトによって激しい弾圧を受けた仏教がどのような復興の道を辿ってきたか。歴史を学びます。 夜:児童養護施設の卒業生が働いている「HOCカフェ」にて夕食。 食事条件 : 【朝】○ 【昼】○ 【夕】○ |
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4日目 | シェムリアップ泊 |
午前:シェムリアップ州まで移動。(車で、約200km/3時間程度) 午後:ホテルから徒歩圏内にある「ワット・ダムナック」を見学。 夜:手束さんを囲んでさよなら夕食会。旅の感想を話したり、質問をしたり、気軽にお話ししながらお食事を楽しみましょう。 ※手束さんのご案内はこの日が最後日となります 食事条件 : 【朝】○ 【昼】○ 【夕】〇 |
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5日目 | 機内泊 |
終日:自由行動。
オプショナルツアー(※希望者のみ/別料金) 夜:空路、帰国の途へ(乗継)。 食事条件 : 【朝】○ 【昼】- 【夕】- |
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6日目 | - |
朝: 成田着。 食事条件 : 【朝】- 【昼】- 【夕】- |
※上記日程は現地事情などにより変更になる場合があります。
- 利用予定航空会社:全日空、カンボジアアンコールエア、ベトナム航空
- 利用予定ホテル:シェムリアップ/ロイヤル・クラウンホテル、バッタンバン/クラッシーホテル
- 旅行代金に含まれるもの:●往復航空運賃 ●日程表に明記された移動費用並びに観光費用 ●全行程のホテル代(1~2人部屋利用) ●現地係員費用 ●食事代金:朝食4回・昼食3回・夕食3回
- 最少催行人員:6名(定員15名)
- 協力:カンボジア宗教省
- 旅行企画・実施:風の旅行社
手束 耕治 (てづか こうじ)先生
1954年徳島県生まれ。駒澤大学大学院で仏教学専攻。1984年に曹洞宗ボランティア会(現・シャンティ国際ボランティア会)の一員として、タイのカンボジア難民キャンプを訪れ、衝撃を受ける。「笑顔の失った子供に心を傷め、子供が笑わない国に未来は無い。」その想いから、人々の生きる支えであった仏教の復興に奔走。人々に夢と希望を届けようと図書館活動も行い、カンボジア国内に広めた。宗教と教育、文化の復興を牽引してきた功績を称えられ、2016年に公益財団法人社会貢献支援財団「社会貢献の功績 日本財団賞」と日本国外務省「外務大臣賞」を受賞。現在は、カンボジア宗教省 仏教研究所のアドバイザーを務め、仏教復興に注力している。プライベートでは一児の父。特技は阿波踊り!