障害を持ってるから、外見が少し違うからとかそんなん関係ないんですね。やっと分かりました。
- 活動内容
- ベトナム ホーチミン「ツーズー病院」訪問と「子ども孤児院」交流
- 時期
- 2017年春 (1月~3月)
- 体験者
- 匿名(高校1年生)
海外ボランティア体験談
このツアーに参加したのは、とりあえず海外に行ってみたいというのと、ツーズー病院見学、ドクさんとのディスカッションがあったからです。私は将来、医療分野で働きたいので「海外の医療施設に訪れてみたい」という夢が叶いました。
孤児院での交流ははじめ不安でした。 中学、高校での保育所幼稚園訪問ではそんなに子供からは懐かれません。 枯葉剤やエイズの影響を持った子供たちとの交流なので、大丈夫なのかなと思っていました。ツーズー病院の施設を訪問し、戦争証跡博物館の見学した時は、枯葉剤の影響を直に見て感じたので「直視しなきゃいけない問題だ」という気持ちと、「やっぱりやばそうだ」という気持ちが入り混じっていました。しかし、「そういう考え方はまったくもって違うんだな」と思い知らされました。 けっして私がうまく子供たちに接することができたとは思いませんが、なんといっても子供たちの輝く笑顔、だっこしたときに「ぎゅぅ」としてくれる可愛らしさ、めっちゃ走ったり、携帯をいじりまくる活発さ!障害を持ってるから、外見が少し違うからとか、そんなこと関係ないんですね。やっと分かりました。
まず「これは問題だ」と感じている時点で、「自分とは違う」と差別、偏見してるいるのではないか。そう考えると、なんだか自分がとんでもなく恥ずかしく思えてきました。ドクさんもおっしゃっていましたが、世間からの差別や偏見はまだまだある。だからこそ、交流することが大切。交流することで自分の考え方も変えわるし、一番大切な子供たちと少しでも元気とか楽しみを共有できる。
これまで、いろいろなボランティアに参加していますが、やっぱり自分も楽しむっていうことが重要ですね。本気で楽しまないと相手だってやってもらってる感が伝わってるしそれは意味が無いと思いました。今回は私も目一杯楽しめたので最高でした!子供たちも大好きになりました!! ボランティアって楽しい! 挑戦するって楽しい! 毎回するたびにたくさん発見するし、新しい出会いが待ってますし、それは未来への道しるべとなってくれる。すごく狭かった自分の視野がちょっとずつ開けてくる。今回は医療分野に絞って調べてみましたが、今度は全体的に見て、自分の直感でこれ本気でやりたい!ってやつを見つけたいです。